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愛犬が慢性腎臓病【自宅で皮下点滴:失敗もあるがコツはひとつだけ】

犬の皮下点滴

愛犬の腎臓病。愛犬が病気に掛かってしまうと悲しいですよね。
でも我が家では病気に向き合い前向きに頑張っています。
同じ境遇にいる人や犬達が少しでも元気になってほしいので、
この記事では犬の腎臓病について紹介します。

 

 

 

犬の腎臓病ってどんな病気なの?

腎臓はおしっこを作り老廃物を送り出す臓器です。
腎臓が悪くなると、腎臓の機能が弱くなるため老廃物が排泄できず、老廃物が体に貯まってしまいます。老廃物は体にとって毒なので、老廃物が貯まることにより、体に悪影響を及ぼします。

腎臓病がなぜ発覚した?

首を痛め、血液検査で発覚

当初、痛がる原因がわからず病院に連れて行ったところ
「血液検査をしてみましょう」
という話になりました。
血液検査をしたところ、BUNの数値が高いと…
病院も3件受診し痛がっていた原因は「首」だとわかったのですが、
まさかの「腎臓病」。思ってもいなかった病気に正直ショックでした。
でもポジティブな僕は、
「何も悪い症状がでていないのに発覚したことはラッキー」と思い
この日から、我が家の腎臓病との闘いがスタートしました。

BUN(血液尿素窒素)とは

窒素化合物のひとつです。正常値は犬で「9.2~29.2mg/dL」となります。
この数値が我が家の愛犬は「88mg/dL」。高いです。
この「BUN」の数値が腎臓病のひとつの指標となります。

診断結果は慢性腎臓病

腎臓病と診断されても焦らないでくださいね。大丈夫!

慢性腎臓病は治らない

腎臓は一度悪くなってしまうと治りません。一度破壊されてしまった組織は治らないんです。腎臓病は一生の付き合いとなります。
「如何に進行を抑えるか」がポイントとなります。

腎臓病の知識なんてゼロ

ネットを頼りに調べる日々が続きました。
でもネットを見ていると悪い症状ばかりが書かれていて、あまり知りたくない情報も入ってきます。不安が増す人もいるかもしれません。
でも僕が思ったことは、
「うまく付き合えば絶対大丈夫」

飼い主が落ち込んでなんていられない

常にポジティブな僕だからこその考えだからかもしれませんが、
飼い主の落ち込んでいる姿は愛犬伝わってしまうと思い、いつも通り接しています。

慢性腎臓病の治療は

その1:腎臓に優しいドッグフード
その2:薬で治療
その3:皮下点滴

その1:腎臓に優しいドッグフード

我が家の愛犬は14歳になる老犬です。でも食べるの大好き、散歩も大好き。
このままの生活を維持してあげたいと思い、ドッグフードを探しました。
腎臓に優しいドッグフードも沢山あります。我が家はすぐにドッグフードを変えました。
ナチュラルハーベストのドッグフードです。
幸いにも、我が家の愛犬は食べてくれたので今でも継続しています。

その2:薬で治療

まずは薬での治療が始まりました。
最初は1日1回、今では1日2回となっています。
食べるのが好きな我が家の愛犬は薬も欠かすことなく飲んでくれるので助かっています。

その3:皮下点滴

点滴により水分を補充し、尿量を増やし老廃物を排泄させることがねらいです。
我が家での唯一の苦労はこの皮下点滴です。

皮下点滴のやり方は?コツはひとつだけ

皮下点滴は犬の皮膚と筋肉の間にある空間に補液材を投与します。

翼状針を刺す部分をアルコール綿で拭く
②利き手と逆の手の親指・人差し指・中指で三角形を作るように皮膚をつまむ
③針穴を上にして背中とに刺します。

自宅での皮下点滴

我が家でも奮闘中です!

最初は1週間に1回病院で皮下点滴をしていましたが、数値の改善が見られず、
1日おきに自宅で行うことになりました。これが今でも苦労しています。

病院での指導

まずは病院で指導をしてもらいます。基本的には1人が犬を抑えて1人が針を刺すことになります。我が家の愛犬はとても臆病なため、抑えられることも嫌がってしまいます。そのため、2週間1日おきに病院に通い指導をしてもらいました。

皮下点滴を自宅で実践【失敗もある】

最初は正直こわいです。針を刺すって経験なんて一般の人はありません。
最初は僕も汗だくになりながらやっていました。今でも正直なかなか慣れません。
今でも失敗し、刺し直すこともあります。

皮下点滴をやる際のコツはひとつだけ

「躊躇しない」
これが一番のコツであり、一番の難しさです。
やっぱり可愛い愛犬です。体が勝手に躊躇してしまうんです。
最初は汗だく、手も震えて刺していました。 失敗すれば刺し直さなければいけません。 愛犬の負担も考え、一回で終わらせたいですよね。
何度もやり直すことは、愛犬にも、飼い主にも負担が掛かってしまうので躊躇せず病院に連れていくことも手段です。

犬が暴れてしまうなんてこともある

1日おきに皮下点滴をするようになり、少しずつ僕は慣れてきたのですが犬がわかるようになり嫌がるようになってしまいました。犬も嫌な時もありますよね。
「お互い無理はしない」が一番だと思います。

今は病院に通いながら自宅でも皮下点滴をしています

自宅でできない時には、迷わず病院に行っています。
病院に行き、皮下点滴をしてもらい、ご褒美でおやつをあげています。
少しずつ頑張ってもらおうと思い日々奮闘中です。

 

 

 

皮下点滴の効果

「BUN」が下がった

「88mg/dL」であった数値が「78mg/dL」まで下がってきました。
少しでも下がってくれて嬉しいです。
皮下点滴は少し大変だけど、このペースを続け、状態を維持していきたいです。

今のところ生活に支障なし

愛犬の状態もよく、bunの数値はまだ高いものの、
「よく食べ、散歩に大興奮し、よく寝る」
嘔吐や下痢などの悪い症状は一切なく、元気に生活を続けています。 
このままの生活を保てれば理想的です。
愛犬の少しの変化に気付けるよう今まで以上に観察しています。

最後に

愛犬が腎臓病と言われ動揺している飼い主さん、焦らないでください。
病気と共存し、病気を理解し、うまく付き合えば
「絶対大丈夫!」
不安が無いと言えば嘘になりますが、今の生活を保てるようにこれからも愛犬と共に頑張りたいと思っています。愛犬が腎臓病という同じ境遇の人、是非一緒にがんばりましょう。

お読み頂きありがとうございます。

では👋